高校野球決勝を見ていたら、急なスコール。
写真のあと、5分後にドバッと降ってきました。
真っ黒に見える雲は、アメフラシの雲。
なぜ、真っ黒な雲がアメフラシか?
答えは簡単で、雲が上空を覆ってしまうため、
光が届かず真っ黒に見えるため。
いわば、分厚い雲の傘の下のいるので、
光が少ししか届かず真っ黒に見えるわけです。
逆に、、
遠くにある積乱雲や高積雲が白く見えるのは、
雲の外側からの反射を見ているので白い。
まあ、当たり前と言えば当たり前なんですが、
飛行中では、大事な判断基準だったりします。
それにしても、日本の天気はアラスカに比べてわかりやすい。
西から東へと黙っていても動いてくれるので
冬だって頑張って三日間ビバークすれば、必ず天気は良くなるわけだが、
アラスカは違っていて、
低気圧の動きが全く読めない。。。。
消滅したり、停滞したり。
アラスカでは一週間同じ場所で天気待ち、、ってこともあり得ます。
大陸とベーリング海と北極海とがいろいろと悪さをするわけです。
それを考えるとやはり日本って
小さな弧状列島なんだなと、思ってしまうのです。
ですから日本で発生する山岳事故などは、
ビバーク装備を持って、
じっと天候待ちすれば大丈夫なんですが、
やはり事故が減らないのは、
それ以上に過密な登山者のスケジュールに原因があるのでしょう。
どうしても○○日までに下山しなければ会社に間に合わない・・など。
社会性に殺されてはいけません。
死ぬぐらいなら会社なんか辞めてしまえばよい。
ですから
アウトドアで事故が起こるかどうかは、
計画段階で決まっているんですよね。
人力のみで山奥に入る時は、特にそう・・
日本でアウトドアを楽しむのは、
自然より会社が怖い。
皆さんそんな経験ありませんか?
2011年8月20日土曜日
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