アラスカ先住民達はみんなマーロウ好き!
アラスカの先住民達が住む村
(要するにエスキモーやインディアン)
におじゃますると、確実に中身のくりぬかれた
ムースやカリブーの骨が、散乱しているのが見受けられます。
これは、獲ったカリブーやムースの骨の中にある随(骨髄)を
彼らが美味しくいただいたあとの残骸なのです。
試しにエスキモーやインディアンに
「マーロウって美味しいかい?」
と聞いてみましょう。
「mmm・・・やめられない、最高に美味しいよ」
と口を左右に動かす独特の舌なめずりジェスチャーで
我々はその動作にびっくりすることでしょう。
それだけ彼らは、野生動物の骨髄が好きなのです。
では、今季獲れたてのエゾシカでも
マーロウ(骨髄)をいただきましょう。
エゾシカのマーロウ(骨髄)
(何人分でも)
<材料>
・エゾシカの大腿骨(要するに足の骨)
・お醤油 適量
<作り方>
1.肉をそぎ落とした足骨を用意する。
2.金属用ノコで、骨を真ん中から切り取る。
3.鍋に骨を入れて煮込む。
4.数十分煮込んで、骨髄(骨の中に入っているゼリー状のもの)が真白になったら火を止める。
5.骨の切り口から、竹串でマーロウ(骨髄)をていねいに取り出す。→ぺろんと一気に獲とれます。
6.そのまま、醤油をかけて食べても珍味!脂として他の料理に使っても濃厚で美味しい。
「骨までしゃぶる」と言う言葉がありますが、
まさしくエゾシカを骨までいただく究極の一品。
濃厚な味わいは、酒飲みにはたまらないでしょう。
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