佐藤さんの早業&熟練解体の話の前に・・エゾシカ索敵の話を。
私が今回悟ったのは(偉そうだけれど・・)
猟を成功させる最初の決めては、
エゾシカという目標を出来るだけ遠くで見つける
(これを戦闘機の世界では「タリホー」もしくは「タリ」といいます、オリジナル英語表記では「Tally Ho」でしょうか)
という当たり前のようで難しいこと、です。
先見すれば、
1.アプローチを考える時間が少し増える。
2.Tacticsを練ることが出来る・・か。
3.レンジが比較的短いSabot銃でも十分いける。
のような気がします。
アラスカの狩猟仲間に、
「日本ではSabot銃使っているんだ」
というと、
「なぜだ?普通、Sabot銃(向こうではマズルローダーというのかな?)では獲物に接近するのが難しいから、上級者向けなんだけれどな、、敢えて選んでいるの?」
と言われたりします。
このことをよーく考えてみると、
猟は偶然の固まりじゃない、ちゃんと組み立てられている
動物生態・気象状況・動き・猟場の地形が重要
といつもブログで伝えている佐藤さんの
セリフと繋がってきます。
なぜか?
猟というものは、ただ鉄砲をぶっ放すことではなくて
動物を理解しようとするプロセスそのもの
と考えると妙に納得できます。
(なんか、仕事柄偉そうになってきた・・スミマセン)
狩猟行為の最終形は「獲物を射獲すること」
ことで間違いないのでしょうが、
その過程をもっと大事にすれば、猟が更に面白くなるし、
獲物も確実に捕れると言うことなのでしょうか。
山岳戦ではSabot銃でも十分に狩猟が可能、ようするに
自分次第なんですね。
なんか、偉そうなことをぐだぐだと書き連ねましたが、
冬山約20年やってきてから猟をはじめた自分としては、
そんな第一印象な佐藤さんとの狩猟でした。
あ、話がなかなか進まない、次回は解体編です。
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