2009年10月21日水曜日

Grouse Hunting in Alaska (1)



アラスカには「Grouse」(グラウス)という
雷鳥によく似た鳥がいる。

辞書で引いてみると

grouse1
grouse1 /grάs/→
―【名】 (《複》 〜)
1 【C】 【鳥】 ライチョウ.
2 【U】 ライチョウの肉.

とされているが、

アラスカでは

「Ptarmigan」(ターミガン)

を雷鳥と称しています。

日本では、Grouseとよばれる種がいないから
とりあえず

Grouse=雷鳥=Ptarmigan

でいいや、ということなのでしょう。
そのとおり日本にはライチョウ亜科に属する種が少ないのです。
(日本=2種類、アラスカ=7種類)


Hunting in Alaska(by Christopher Batin)

というアラスカハンティングにおける
私のバイブル(偉そうだけど!)の目次には、



Chapter12 Upland Birds(高地の鳥たち)で

Grouse種とPtarmigan種が一緒に紹介されています。

このブログでは、
Grouse(グラウス)とPtarmigan(ターミガン)は、
明確に分けようと思っています。

ちなみに

Grouseは、

Ruffed Grouse, エリマキライチョウ
Blue Grouse, アオライチョウ
Spruce Grouse, ハリモミライチョウ
Sharp-tailed Grouse, ホソオライチョウ

の4種類に分類されており、

Ptarmiganは、

Willow Ptarmigan, カラフトライチョウ(3000ft以下に生息)
Rock Ptarmigan, ライチョウ(3000〜4000ftに生息)
White-tailed Ptarmigan, オジロライチョウ(4000ft以上に生息)

の3種類に分類されています。

日本の雷鳥は=Rock Ptarmigan, ライチョウ(3000〜4000ftに生息)
に該当し、

北海道のエゾ雷鳥は=Hazel Grouse, エゾライチョウ
に分類されるそうです。

ですからエゾ雷鳥は、「グラウス」と呼ぶこともできる。
Alaskaには、日本でいう「ライチョウ」はいるけれど
エゾ雷鳥はいない。

ということですね。

同じライチョウ亜科でも沢山の種類があるのですね。

ちなみに写真は、

Spruce Grouse, ハリモミライチョウ

です。
(え?銃は・・・Savegeの22口径rifleです、オープンサイトの小口径rifleで鳥打ちは面白いですね)

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