アラスカには「Grouse」(グラウス)という
雷鳥によく似た鳥がいる。
辞書で引いてみると
grouse1
grouse1 /grάs/→
―【名】 (《複》 〜)
1 【C】 【鳥】 ライチョウ.
2 【U】 ライチョウの肉.
とされているが、
アラスカでは
「Ptarmigan」(ターミガン)
を雷鳥と称しています。
日本では、Grouseとよばれる種がいないから
とりあえず
Grouse=雷鳥=Ptarmigan
でいいや、ということなのでしょう。
そのとおり日本にはライチョウ亜科に属する種が少ないのです。
(日本=2種類、アラスカ=7種類)
Hunting in Alaska(by Christopher Batin)
というアラスカハンティングにおける
私のバイブル(偉そうだけど!)の目次には、
Chapter12 Upland Birds(高地の鳥たち)で
Grouse種とPtarmigan種が一緒に紹介されています。
このブログでは、
Grouse(グラウス)とPtarmigan(ターミガン)は、
明確に分けようと思っています。
ちなみに
Grouseは、
Ruffed Grouse, エリマキライチョウ
Blue Grouse, アオライチョウ
Spruce Grouse, ハリモミライチョウ
Sharp-tailed Grouse, ホソオライチョウ
の4種類に分類されており、
Ptarmiganは、
Willow Ptarmigan, カラフトライチョウ(3000ft以下に生息)
Rock Ptarmigan, ライチョウ(3000〜4000ftに生息)
White-tailed Ptarmigan, オジロライチョウ(4000ft以上に生息)
の3種類に分類されています。
日本の雷鳥は=Rock Ptarmigan, ライチョウ(3000〜4000ftに生息)
に該当し、
北海道のエゾ雷鳥は=Hazel Grouse, エゾライチョウ
に分類されるそうです。
ですからエゾ雷鳥は、「グラウス」と呼ぶこともできる。
Alaskaには、日本でいう「ライチョウ」はいるけれど
エゾ雷鳥はいない。
ということですね。
同じライチョウ亜科でも沢山の種類があるのですね。
ちなみに写真は、
Spruce Grouse, ハリモミライチョウ
です。
(え?銃は・・・Savegeの22口径rifleです、オープンサイトの小口径rifleで鳥打ちは面白いですね)
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