2009年11月12日木曜日

食品衛生管理責任者講習




食品衛生管理者の講習会に行ってきました。
(講習料は・・6000円ナリ)


いままで、こういう免許系のものは
飛行機の運転免許(操縦か・・)でいいだけヤラレてきているので
いやだなぁ・・・と緊張気味だったのですが、
(パイロットなんてやるもんじゃありません)
どうやら、ボケーッと座っていても修了書はいただけるらしく
かなり気楽な講習会でした。

が・・しかし。

教えてくれる内容は、物理系アタマの私には
新鮮な食べ物系のお話しばかり。


ブドウ球菌は、どこに一番ついているか?
→鼻の穴

腸炎ビブリオは、塩分がお好き。

ボツリヌス菌は、ソーセージ類に多い。

ノロウイルスは、撃退が難しい、冬に多い。

ホテイシメジを 酒と一緒に食すとトリップ(脱力)する。
→これを「アンタブス症候群」というらしい。

話を聞けば聞くほど、シカ解体時の不衛生さを思い出して
怖くなってくる!!


教科書のデータ欄にエゾシカの寄生虫に関する報告が
ないので講習の最後に保健所OBの先生サマに聞いてみたら、

「確かにエゾシカの寄生虫に関する報告例は聞いたことがないね」

と答えてくれました、
まあしかし、これはもっと自分で調べねばなりません。
(ちなみに、ハンティングネットの社長さんが教えてくれたところによると、エゾシカの肝臓にいる寄生虫は、日高以西での発見報告例はないそうです)


もっとも勉強になったのは、手の洗い方(爆)でした。
そして食品を扱う人は手袋の装着が当たり前だそうです。


この免許が必要というわけでもなく
取らなくても良い講習だったのですが、

エゾシカを解体するときの衛生的な心得としてや、
猟をするからには生肉を扱うわけで、
衛生管理が美味しい肉を作り上げるための
第一歩になるのでは?

と思って受講しました。
で・・これが、なかなかためになりました。

「なぁんだそんなこと分かっているさ」

といいそうな衛生管理ですが、
講義として教えていただくと
より、納得できるというものです。

これで肩書きだけは、生肉を扱っても安心(実際は別にして)
な感じになりました。
それにやはり、撃った獲物は安心ベストな状態で
仲間や家族に食べてもらいたいですしね。


よーし、今週はシカ猟行くぞ!


写真上:テキスト
下:双眼鏡は知る人ぞ知るZeissのDialyt 7×42
これやばいぐらいよく見えます

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