食品衛生管理者の講習会に行ってきました。
(講習料は・・6000円ナリ)
いままで、こういう免許系のものは
飛行機の運転免許(操縦か・・)でいいだけヤラレてきているので
いやだなぁ・・・と緊張気味だったのですが、
(パイロットなんてやるもんじゃありません)
どうやら、ボケーッと座っていても修了書はいただけるらしく
かなり気楽な講習会でした。
が・・しかし。
教えてくれる内容は、物理系アタマの私には
新鮮な食べ物系のお話しばかり。
ブドウ球菌は、どこに一番ついているか?
→鼻の穴
腸炎ビブリオは、塩分がお好き。
ボツリヌス菌は、ソーセージ類に多い。
ノロウイルスは、撃退が難しい、冬に多い。
ホテイシメジを 酒と一緒に食すとトリップ(脱力)する。
→これを「アンタブス症候群」というらしい。
話を聞けば聞くほど、シカ解体時の不衛生さを思い出して
怖くなってくる!!
教科書のデータ欄にエゾシカの寄生虫に関する報告が
ないので講習の最後に保健所OBの先生サマに聞いてみたら、
「確かにエゾシカの寄生虫に関する報告例は聞いたことがないね」
と答えてくれました、
まあしかし、これはもっと自分で調べねばなりません。
(ちなみに、ハンティングネットの社長さんが教えてくれたところによると、エゾシカの肝臓にいる寄生虫は、日高以西での発見報告例はないそうです)
もっとも勉強になったのは、手の洗い方(爆)でした。
そして食品を扱う人は手袋の装着が当たり前だそうです。
この免許が必要というわけでもなく
取らなくても良い講習だったのですが、
エゾシカを解体するときの衛生的な心得としてや、
猟をするからには生肉を扱うわけで、
衛生管理が美味しい肉を作り上げるための
第一歩になるのでは?
と思って受講しました。
で・・これが、なかなかためになりました。
「なぁんだそんなこと分かっているさ」
といいそうな衛生管理ですが、
講義として教えていただくと
より、納得できるというものです。
これで肩書きだけは、生肉を扱っても安心(実際は別にして)
な感じになりました。
それにやはり、撃った獲物は安心ベストな状態で
仲間や家族に食べてもらいたいですしね。
よーし、今週はシカ猟行くぞ!
写真上:テキスト
下:双眼鏡は知る人ぞ知るZeissのDialyt 7×42
これやばいぐらいよく見えます
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