土曜日は、尻別川にてヤマベ釣り。

最近始めたテンカラで、
ちいさなヤマベがつぎつぎと毛針に吸い付き、
今夜のおかずをしっかりゲット。
友人は、わりと大きめな・・唐揚げには厳しい山女魚をゲット。

そうやってヤマベ釣りを楽しんでいると、
オシドリの親子が、我々と一緒に川を上っているではないか。
(以下2枚は友人撮影)


子供達が、とっても可愛く
自分がハンターであることを忘れて見入ってしまう。
こんなに可愛い親子を見てしまうと、
今後のカモ猟がやりずらいな。
(※オシドリは、非狩猟鳥獣)
狩猟をやり始めると動物を観察するようになるので
だんだんとその存在自体が愛おしくなって、
動物を殺すのが、なんだかとても可愛そうになるんです。
矛盾しているようだけど、
こういう感覚は、動物を殺めてみないと分からない世界です。
死をもって、生の尊厳を知るというか。
ほどほどに釣ったあと、夜の宴会に突入。
釣り談義をしながら、仲間と酒を呑むのが楽しいのだ。

最高の組み合わせ。

友人が釣ってきたタコの刺身
ヤマベの唐揚げ、シシトウ、ワラビのメンミ漬けなどなど。
友人の実家で開催されたので、
ヤマベ釣りの達人である友人のお父さんも参戦。
ヤマベ釣りのなんたるか、を説いていただいた。
そのなかで最もヒットだったのは、
「山女魚・・と書くぐらいだから、オンナがそれを釣るのはいかがなものかと」
というものだった。
俺は笑いをこらえきれず、
それを聞いていた一緒に釣りをした山ガールの友人は、
若干ひいていたが妙に納得もしてた。
確かに、ヤマベ釣り・・ひいては
渓流釣りという喜びの行程の中に散りばめられている詫び寂(わびさび)を
山ガールなどと共有するのは、極めてむずかしい。
おおむね山ガール達は魚が釣れると「きゃー、わー」と騒いで
渓流の雰囲気は大きく崩れ、無言でポイントを譲りあいつつ、
渓を遡る男同士の釣りの美学は、どこかへ吹っ飛んでしまうのである。
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