2011年8月20日土曜日

スコール

高校野球決勝を見ていたら、急なスコール。

写真のあと、5分後にドバッと降ってきました。

真っ黒に見える雲は、アメフラシの雲。
なぜ、真っ黒な雲がアメフラシか?

答えは簡単で、雲が上空を覆ってしまうため、
光が届かず真っ黒に見えるため。

いわば、分厚い雲の傘の下のいるので、
光が少ししか届かず真っ黒に見えるわけです。

逆に、、

遠くにある積乱雲や高積雲が白く見えるのは、
雲の外側からの反射を見ているので白い。


まあ、当たり前と言えば当たり前なんですが、
飛行中では、大事な判断基準だったりします。


それにしても、日本の天気はアラスカに比べてわかりやすい。
西から東へと黙っていても動いてくれるので
冬だって頑張って三日間ビバークすれば、必ず天気は良くなるわけだが、
アラスカは違っていて、

低気圧の動きが全く読めない。。。。

消滅したり、停滞したり。

アラスカでは一週間同じ場所で天気待ち、、ってこともあり得ます。
大陸とベーリング海と北極海とがいろいろと悪さをするわけです。

それを考えるとやはり日本って
小さな弧状列島なんだなと、思ってしまうのです。

ですから日本で発生する山岳事故などは、
ビバーク装備を持って、
じっと天候待ちすれば大丈夫なんですが、
やはり事故が減らないのは、
それ以上に過密な登山者のスケジュールに原因があるのでしょう。
どうしても○○日までに下山しなければ会社に間に合わない・・など。

社会性に殺されてはいけません。
死ぬぐらいなら会社なんか辞めてしまえばよい。

ですから
アウトドアで事故が起こるかどうかは、
計画段階で決まっているんですよね。

人力のみで山奥に入る時は、特にそう・・

日本でアウトドアを楽しむのは、
自然より会社が怖い。

皆さんそんな経験ありませんか?







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