2011年8月29日月曜日

イヌイットの狩猟番組


昨日、NHKでグリーンランドのイヌイット村に若い頃移住し、イヌイットの狩猟文化とともに40年間生活してきた日本人のドキュメンタリーがありました。

普通は日本人がそんなところで・・・という話題性に関心が向くのでしょうけれど、我々としては、あの広大な海・山フィールドで行う狩猟の映像に目を奪われるわけです。解体シーンもカットされることなく放送されていましたし、なにより親子の間で行われる狩猟技術の伝承(と難しい言葉ですが、要するに親子で狩猟に行っている)には、思わず頬がゆるんでしまいました。自分に息子がいたら、一緒に狩猟に行きたいな、、と。

番組として小型カメラによる嫌みのないストーリー作りは好感が持てますし、ご覧になられた方も、矛盾のない狩猟シーンに安心されたんじゃないでしょうか。やはりスポンサードがないNHKでしか作れない番組でしょう。見逃した方はNHKオンデマンド当たりで見ても良いかも知れません。私は、アラスカオンリーでグリーンランドに入ったことがないのですが、エスキモーの研究をしている人にとってシオラパルクは、特別な存在だと聞いたことがあるので、映像で狩猟文化まで知ることができたのは嬉しい限りです。

写真はアラスカ州におけるハンティングレギュレーション冊子。無料で配布されるもので、狩猟店(というか鉄砲道具がスーパーマーケットで撃っているような国なのでどこでも)に行けば手に入ります。番組でも、狩猟制限について細かく決められれているというお話しがありましたが、アラスカでもそれは同じ。ページをめくってみると事細かな制限事項が「キッチリ」決められています。英語なので読むのも大変ですが、「そんな規則もあるのか!」と感心すること多々、それは次回以降紹介できたらなーと思ってます。

しかしながら、、、子供がグラウスでしょうか、獲物を撃ち取って喜んでいる姿、、いいですね。


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